楽天家の息子が今の私にとって生きる理由であり、逃げたい理由である
こんばんは
はなまるです。
今日はダメです。
起き抜けから焦燥感が半端なくて、ずーっとイライラしてそわそわしてます。
その割には動きたくない、動けないって、息子が学校から帰宅する前に終えたかった買い物にも行けずでした。
「ただいまー!」
元気に息子が帰って来ました。
鼻歌交じりで帰って来ました。
「トイレ―!!」
いつもの報告も健在です。
トイレから聞える鼻歌。
平常時ならクスクス笑えるのに、今日は笑えません。
笑えるどころかイライラして仕様がありません。
これはマズいと息子に伝えました。
「ママ、今日イライラする日みたい。なるべく怒らないように気を付けるけど、息子も怒られる様な事わざとしたりしないでね」
息子「分かったー!宿題するね!!」
午後4時の事でした。
5時になり、6時になり、私は一向にこたつから出られず、息子は一向に宿題が終わりません。
買い物行かなくては夕飯が作れないと、何とか自分を奮い立たせ「宿題終わったらご飯にしようね。ママはお買い物に行ってきます」と息子とハイタッチをし、買い物に向かいました。
今日はあらかじめ買う物をリストアップしていたのでそこまで時間はかかりませんでしたが、本当にしんどかった
。
何がしんどいって、出かけるのにコタツから出る事、着替える事、夕飯を考える事、買う物をリストアップする事、靴を履く事、家を出る事、歩く事、人目に触れる事、会話する事、重たい物を持つ事、家に帰る事、全てがしんどい。
」でも、これも全て息子がいるから出来る事です。
もし、今息子がいなくて夫と二人だったら、まず私は家から一歩も出ません。
買い物にも行きません。夫に全て頼みます。食事はさぞ簡素なものでしょう。
携帯は解約している可能性もあります。電話などしたくありませんから。
端末とWIFI環境があれば、LINEで夫と連絡を取り合う事は出来ますが、それ以外はブロックしてしまえばいいのです。
でも、それはしません。
息子の学校から、連絡があるからです。
息子の習い事の連絡があるからです。
息子がお腹を空かせるので、栄養のバランスもそれなりに考えているご飯を作ります。
それに伴う買い物にも行きます。
どんなに辛くても、息子がいるんだぞ!一人じゃないんだぞ!って自分に言い聞かせて、夕飯用意しながら、宿題の進捗確認もして「あとどれくらいで終わる?」とか「今のやる気何パーセント?」って聞きいて、お風呂の時間や寝る時間も考慮して急がせる。
「宿題終わったらご飯にしようね」からはじまり
「ご飯出来たよ。終わるの待ってるよ」
「手が止まってますよ」
「ママ待ってますよ」
「あんまり遅いと寝る時間がきちゃうから、ご飯なしになっちゃいますよ」
「〇時ですよ。あとどれくらい掛かりますか」
15分置きに聞いて、とんでもなく少ない量の宿題を数時間掛けて終わられる事もしばしば。
集中すれば1時間弱で終わる宿題を4時間、5時間掛ける事もあります。
今日はそうでなくてもイライラして仕方がないのに、息子は一向に進まない宿題を前に「今日のご飯何ー?」
思わず「そんな事聞いてる暇があったらさっさと終わらせなさいよ!」と言ってしまいました。「はーい」と言うものの、手は動きません。
午後9時。
とうとう私が耐えきれなくなりました。
「もう9時ですから。今日はご飯食べなくていいです。宿題を終わらせてお風呂に入って寝てください。もう待てません。」
私は一人で夕食を食べ始めました。
シクシク泣き始める息子。
「あのね、時間を守れなかった結果だよ。大人だろうと子供だろうと期限を守らない人には対価はないの。時間を守らない君が良くない」
荒治療かとも思いますが、息子は『ママはいつでも待ってる』と思っています。
夕飯を待っていなかった事などこれが初めてです。
その後息子は暫く泣き続けました。
しかもその涙は、怒られた事への涙ではありません。
夕飯が食べられないと言うショックに泣いているのです。
泣きながらも10分で宿題を終わらせました。
今までの数時間はいったい何だったの……?
一連の数時間分のやり取りを思い出して悲しくなってきました。
息子がいるからと奮い立たせ、毎日を生きていますが、これだけ毎日消耗しても、学校からは毎日の様に「今日〇君がね…」って喧嘩しただの、何を忘れただの態度が悪いだの電話が掛かってきて、その度に「ご迷惑お掛けします」って謝って、動悸と戦って。
先生から言われた事をどう息子に伝えようか気をもんで、怒らないように怒らないようにと務めて伝えるのに、数日たつと、「先日もお伝えしたんですけど〇君がねっ…」って先生から電話が掛かってきての繰り返し。
もう疲れたよ…
ママ、ママでいるのが疲れたよ…
怒られて、夕飯食べれなくてもめげずに一人で楽しそうにお風呂入って、一人で寝室に入って、眠れないのか歌い始めた君から逃げ出したい
君の歌声をほほえましく受け取れる余裕がママにはない
ごめんね…