その名も、「スリーカエ」
先日、息子が「明日学校の図工で使う材料が必要だ!」と夜も遅くに言い始め、お店は閉まっている時間なので「何でこんな時間になってから言うんじゃい!」と、ひと悶着しながら家の中のそれらしい容器とかを集めました。
保育園時代から密かにその存在は先輩ママさん達から聞いていたのですが、小学生男子って夜遅くに「明日必要!」って言う妖怪とりついてますよね。絶対。
「飾りになるもの何かないかな~」と言うので「これは?」と見せたのは刺繡糸。
「わぁ!これいい!!」と予想以上に喜んでくれて、何色がいいか選ばせました。
息子「黄色とー、あかと―、ミドリとー、あお!!」
私「ムラサキは?」
息子「ムラサキはいらない」
そうかー。ムラサキいらないのかー。
ムラサキ、なくて大丈夫かなー?
心配だなー。
ムラサキが、心配だなー。
そんな、心と配の間にも
私は新たな呪文を覚えたよ。
本当ですか?!メレブさん!!!(; @`Д@´)
こんばんは
はなまるです。
心と配の間をやりたくて、どうでも良い話題をブッこみました。
妖怪の話もムラサキの刺繍糸の話も、表題には関係ありません。
今日、息子を習い事に送り、一時帰宅。今日は調子が良かったので、息子のいない間に風呂に入りました。もう、一週間くらい入ってなかったので気合入れて入りました。
いや、入らなきゃなーとは思ってるんですよ。常々。
そして身支度を整え、買い物に行こうと時計を見ると、思いの外時間が過ぎていてお迎えまであと30分弱しかない!!
しかしここで買い物を後回しにしていたら、その後の夕飯が遅くなってしまう!と思い、強行突破で買い物に行きました。
いつもは買い物するにもいちいち時間が掛かる為、時間に余裕をもって行きますが、今日はそんな事言ってられる余裕はない。
自転車にまたがり、徒歩3分のスーパーに急ぎました。
駐輪場に愛車を止め、「えっと…何を買うんだっけ…」と一呼吸。
スーパー併設の100均で水筒用のスポンジを購入後、スーパーに移り洗濯洗剤とベーコン、味噌。よし。ばっちりです。
駐輪場から歩いている最中に「水筒のスポンジ、洗濯洗剤、ベーコン、味噌、水筒のスポンジ、洗濯洗剤、ベーコン、味噌…」と呪文の様に唱えました。
しかも声に出ちゃってるやつ。
まずは100均で水筒のスポンジ探しです。「スポンジスポンジ、あった!!」と見つけたのはいいのですが、意外にも種類が多く、なぜか2本も手に取る。
レジに向かう途中、「あ!そうだ!!食器乾燥用のカゴ買わなきゃと思ってたんだ!!」と思い出し、この緊迫した状況下でよくぞ思い出した私!と自分を褒めました。
スポンジ2本と食器乾燥用カゴを購入。
さぁ、次はスーパーです。
「洗濯用洗剤、洗濯用洗剤」ここは落ち着いた物で、迷いもせず洗濯用洗剤を買い物かごに入れました。「よし」
「次はベーコン」ベーコンベーコン呟きながらお肉売り場へ。
これも種類の多さに若干怯むも、お安いトップバリューのベーコンを手にしました。
「よし」
今日の私いい。調子がすこぶるいい。無駄な動きが一切ない、完璧な買い物導線です。
勇んでレジへ向かい「これで良し」と一安心。
しかし、お迎えの時間が迫っています。
急いで駐輪場に向かい、愛車にまたがり、「お迎えお迎えお迎えお迎え急がなきゃ」と唱えながら息子の元へ向かいました。
自転車を漕ぎながらも「お迎え、お迎え」と呪文は続き
「お迎えお迎え急がなきゃ」と言いながらもゼーハーしてきて、逸る気持ちとは裏腹に、スピードは落ちていくばかり。
途中、疲れすぎたのか「お迎えベーコンベーコン」となぜかベーコンを唱え始める。
いや、ベーコンは買ったから大丈夫。お買い物はバッチリだったから買い物の事は忘れろ!と自分に言い聞かせ、やっとの思いで到着しました。
練習終了前に辿り着き、終了後すぐに帰宅する事が出来ました。
今日の私、計画通りだね!と、鼻歌交じりで夕飯の支度にとりかかろうと買い物袋を開けたら、そこに居るはずの味噌がいない。
あ、味噌汁作れない。
なぜあれだけ呪文を唱えながら買い物したのに忘れたのか。
そうか、この食器乾燥用のカゴを思い出したからだな。
くそう、私とした事が…!とひとしきり脳内芝居を展開し、みそ汁は中華スープに摩り替りました。
夫、今日はご希望の味噌汁はありません。
業務連絡終了です。
お付き合いいただきありがとうございました。