うつ嫁、死について考える。
こんにちは
はなまるです。
例によって息子を布団から出られないまま送り出して
午前中クの字で寝てたのですが
↓例のクの字で寝てる話↓
夢を見ました。
コストコをイオンにしたみたいな
そんなスーパーで仕事帰りに息子と買い物をしている夢です。
めっちゃ広くてなんでもデカイ。笑
「あれも買っちゃおうよ~!」
「あ、これも食べちゃおうか!」
「買っちゃえ買っちゃえ~!」
と息子と大はしゃぎ。
ちなみに私はコストコ行った事ないので完全なるイメージです。
楽しく買い物してるはずなのに
心は何とも言えない悲しい気持ち。
買い物中に、多分夢の中で日中あった事だと思われる記憶が走馬灯のように駆け巡っていました。
※夢なので、お前がかよ!っていう突っ込みは聞こえないことにします。
私は国の最高機密の内容を知っていて
何ならアメリカあたりが主導権を握っていて
なんかの研究でもしてたのかな?それに携わっていたみたいです。
でも、バイオハザードでも起こったのでしょうか
その機密を知っている人たちは
漏洩と拡散防止のために
飲んだら24時間で死亡する薬を飲まないと研究所から外に出られない、帰宅も許されない。
一生研究所の中で家族や友人に会えないまま監禁されて余生を過ごすか
薬を飲んで24時間の余生を好きに過ごすか
二者択一です。
息子と買い物をしていると言う事は
私は後者を選んで、家族と残りの時間を過ごす選択をしたんでしょうね。
仕事用バッグの中にはアメリカ大統領からの
”君の勇気に感謝する”的なホワイトハウスの透かし入りの「感謝状」が入っていて
何か欲しいものはないかと尋ねられて貰った「コンビニプリン」が…。
てゆーか私の脳みそ、コンビニプリンだけリアル欲しいもの差し込んでくるなよ。
もっと家族に残せるお金が欲しいとか、なんか他にあったろうよ。
なんだし、コンビニプリンて。笑
そんな感じで、私の余生はもう24時間切ってるわけです。
最高機密なもんで、24時間で死ぬことも家族には言えない。
仕事中の夫に「今日は早く帰ってきてほしい」とLINEするのが精一杯。
涙を堪えながら息子と楽しく買い物をしている、そんな状況。
たくさんのお買い物をして
「袋に入らないねー」
「これどうやって持って帰るの~?」
と息子とキャッキャウフフしながら
コストコをイオンにしたみたいなスーパーを出て歩き始めた時
「あ!パパ!!」
と走り出す息子。
その先には車で迎えに来てくれた笑顔の夫。
『え?何で?!仕事は?!』
と頭が付いていかない私。そして号泣。
もうね、エアロスミスですよ。
”ハリー!!ハリー!!俺の仕事だ!!待ってハリー”
”グレース、お前を空から見守る事にする”
”パパ…愛してる…行かないで…”
アルマゲドンですよ。
名シーンですよ。
何回見ても泣けます。
てゆうね、私の目覚めはエアロスミスと伴にだったので
天気のいいありふれた日常の目覚めが
なんかすごい壮大なストーリーの一部みたいになっちゃって
起き上がってから現実に戻ってくるまで大分時間が掛かりました。
私はなんの研究もしてねーよ?
しっかりしろよ?
ってね、呪文みたいに自分に言い聞かせる
そんな目覚めでした。
前置きが大分長くなりましたが。
そんな夢を見たものですから
なんか今日は死を受け入れた(覚悟した?)私はこんな感じなのかなーって
ぼやっと考えてしまったわけです。
うつ病患者には”自殺願望”とは区別される”希死念慮”と言う症状を持つ方がいます。
自殺願望は「〇〇が嫌だ…」「〇〇から逃げたい…」と言う現実逃避が伴う思考に対して
希死念慮は特に理由もなくふわっといってしまうもの。
エネルギーのある軽度や治りかけの方が、ある日突然いってしまうのは、この症状があるからだそうです。
私は本当に稀に体調が悪い時、自殺願望ではなくて、希死念慮が強くなります。
そんな時はお守りの様に持っている薬を飲みます。
さっき大分端折りましたが、勿論夢の中でも死なずに済む方法の模索や
研究所を抜け出す脱走劇とか
それなりに面白い構成の夢だったんです。
でも結局は、自分で薬を飲んで家族の元に帰る。
その気持ちは悟りに近い境地だったのかもしれません。
独りよがりかもしれませんが、私は今、現実で家族を一番大切に思ってて
自分の命に代えても家族と笑顔でいたいと思ってるんだろうな。
前にちらっと触れた生きてる価値について
私は今の所上手く自分自身で自分の生きる肯定をする事ができません。
↓真ん中あたり参照↓
でも、今はそれでいいかなと
今日の夢を見て思いました。
”家族がいるから私は生きてる”
今はそれで十分かなと。
夢の中ではもう、24時間しか一緒の時間を過ごせませんが
きっと本当はもっと一緒にいたかったはず。
家族3人でずっと笑顔で、喧嘩もして、息子はどんどん大きくなって
そのうちお嫁さんが出来て、孫の顔が見られて
夫と二人、年老いても笑顔で寄り添って行く。
現実の私はそれができるんですよね。
うつ病の今、自分でその未来を奪うことなんて簡単だけど
その未来を生きたいって言う欲求がぼやっとあるだけで
自分自身を全肯定できなくても、多分私は生きていくんだと思います。
壮大な夢からね
大分長い話になりましたが
結局のところ、コンビニプリンが食べたいんだなって話。
今日もあと半日弱、よろしくお願いします。